期間限定!ZenFone 3 Maxのキャンペーン一覧
現在開催されているのキャンペーンはありません。
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ZenFone 3 MaxはASUSから販売されているSIMフリースマホです。
大容量のバッテリーを搭載しているのが特徴で、バッテリー切れを気にすることなく使うことができるほか、モバイルバッテリーのように別のスマホやタブレットを充電することができます。
加えて価格も安いため、非常にコスパの高いスマホです。
今回はZenFone 3 Maxの基本スペックとメリット・デメリットについて解説します。
ZenFone 3 Max(ZC520TL) | ZenFone 3 Max(ZC553KL) | |
OS | Android 6.0 | Android 6.0.1 |
画面サイズ | 5.2インチ(1,280×720) | 5.5インチ(1,980×1,080) |
CPU | MediaTek MT6737M | Qualcomm Snapdragon 430 |
GPU | Mali T720 | Adreno 505 |
メモリ | 2GB | 3GB |
ストレージ容量 | 16GB | 32GB |
カメラ | アウト:1,300万画素 イン:500万画素 | アウト:1,600万画素 イン:800万画素 |
通信機能 | Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n Bluetooth:4.0 | Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n Bluetooth:4.1 |
バッテリー | 4,100mAh | 4,100mAh |
ZenFone 3 Maxは画面サイズが5.2インチのZC520TLと、画面サイズが5.5インチのZC553KLの2種類があります。
画面サイズ以外にもCPUやメモリ、ストレージ容量、カメラなど多くの部分で違いがあり、全体的にZC553KLのほうが高いスペックですが、価格もZC553KLのほうが高いです。
両社に共通した特徴としてはバッテリー容量が4,100mAhと非常に多く、電池が長持ちすることです。
スペックはそこまで高くありませんが、他のスマホを圧倒する大容量バッテリーと価格の安さで、高い人気を誇るSIMフリースマホです。
ZenFone 3 Max最大の特徴は4,100mAhという大容量のバッテリーを搭載していることです。
1つ前のモデルであるZenFone Maxの5,000mAhよりは少なくなってしまいましたがほとんどのSIMフリースマホのバッテリーが2,000~3,000mAhであることを考えると、圧倒的なバッテリー容量だと言えます。
連続待受時間は約30日、Wi-Fiによるウェブブラウジングも約18時間行えるということですから、バッテリーの残量を気にせず使うことができます。
バッテリー容量が多いZenFone 3 Maxならではの機能が「リバースチャージ機能」です。
なんと、ZenFone 3 Maxをモバイルバッテリーのように利用し、他のスマホやタブレット、モバイルルーターを充電できるというものです。
スマホを二台持ちする場合でも、ZenFone 3 Maxと一緒に持ち歩けばバッテリーが切れてしまっても安心です。
リバースチャージ機能を使うためのケーブルが標準で付属しているので、別途購入する必要がないのもうれしいですね。
ZenFone 3 Maxは本体背面に指紋センサーが搭載されているので、指紋認証を使うことができます。
指紋認証が使えるSIMフリースマホは増えてきていますが、ZenFone 3 Maxのような低価格で指紋認証が使える機種はあまり多くありません。
指紋センサーはロック画面の解除のほか、ダブルタップをすることでカメラが起動し、撮影もタップで行えるように設定することもできます。
また、指紋は最大で5つまで登録できるので、複数の指を登録しておけば状況に合わせて認証に使う指を切り替えることができます。
5.5インチのZC553KLのみですが、ドコモとソフトバンクのプラチナバンドに加えて、au VoLTEにも対応しています。
ドコモとソフトバンクの場合はほぼすべてのSIMフリースマホが対応していますが、auの回線については対応していない機種も多いため、低価格でありながらau VoLTEに対応しているのは貴重ですね。
ZC553KLならmineoやUQ mobileなどのau VoLTE SIMを利用できるので、他のSIMフリースマホよりも格安SIMの選択の幅が広いです。
ZenFone 3 Maxは低価格なエントリーモデルでありながら、ハイスペックスマホにも劣らない高級感あふれるデザインです。
以前までのZenFoneシリーズがプラスチック素材だったのに対して、ZenFone 3 Maxの本体背面にはメタル素材を採用しています。
高級感があるだけでなく触り心地もかなり良くなっています。前面には最近流行の2.5Dの曲面ガラスを採用し、スワイプがスムーズに出来るようになりました。
ZenFone 3 Maxは価格が安く、それでいて大容量のバッテリーを搭載しているのでコスパが高い製品ではありますが、性能は高くありません。
とくに5.2インチのZC520TLに関してはCPUがあまり速くありませんし、メモリも2GBと容量が少ないため、負荷の大きい3Dゲームのプレイや、複数のアプリを同時にたくさん起動するといった使い方は難しいでしょう。
また、ストレージ容量が16GBと少ないため、アプリをインストールしたり写真や動画を撮影したりするとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。
micro SDカードに対応しているので、ZC520TLで容量不足が心配な人は容量の大きいmicro SDカードを使うと良いでしょう。
一方、5.5インチのZC553KLはCPU、メモリ、ストレージ容量が強化されてミドルスペッククラスになり、カメラの性能も良くなりました。
バッテリーを重視するけどある程度のスペックが欲しいという人はZC553KLを選びましょう。
ただしスペックが向上した分、価格はZC520TLよりも1万円前後高くなり、同じZenFone 3シリーズであるZenFone 3 Laserとほぼ同じになりました。
スペックもよく似ていますが、ZenFone 3 Maxがバッテリー容量で優れている反面、メモリやカメラの性能についてはZenFone 3 Laserの方が上です。
バッテリーを重視するならZenFone 3 Max(ZC553KL)のほうが良いですが、そうでない場合はZC553KLよりもZenFone 3 Laserの方が良いでしょう。
ZenFone 3 Maxは2枚のSIMカードで同時に待受けする「DSDS」に非対応です。
最近ではDSDS対応のSIMフリースマホが増えており、ZenFone 3シリーズでも多くの機種がDSDSに対応していますが、ZenFone 3 Maxは対応していません。
ZenFone 3 Maxも、2枚のSIMカードを挿す事自体は可能です。
しかし、片方のスロットで3G/4Gを利用するともう片方のスロットでは2G回線しか利用できません。ところが日本では2G回線は利用されていないため、実質片方のスロットのSIMカードは利用できません。よって、日本国内ではDSDSが不可能になっています。
DSDSを使いたい場合は、必ず3G+4GのDSDSに対応した機種を使うようにしましょう。
ZenFone 3 MaxのWi-Fi規格はIEEE802.11b/g/nとなっており、高速な規格である「11ac」には非対応です。
最近では自宅で無線LANを使用し、高速なインターネットを楽しんだり、モバイル通信の通信容量を節約したりしている人が多いでしょう。
ZenFone 3 MaxももちろんWi-Fiを利用することができますが、対応しているWi-Fi規格は11b/g/nまでで、11acには対応していません。
そのため11acに対応している端末と比べると通信速度に大きな差があります。
普通に使う分には問題ありませんが、動画の視聴や大容量の通信が発生するオンラインゲーム、アプリのダウンロードなどを頻繁に行う人は要注意です。
今回はZenFone 3 Maxの基本スペックとメリット・デメリットを紹介しました。
ZenFone 3 Maxは大容量のバッテリーを搭載しているのが特徴です。
バッテリーを気にせず使うことができるだけでなく、その特徴を生かし、ZenFone 3 Maxで他の端末のバッテリーを充電することもできます。
バッテリー面以外では性能が低かったZenFone 3 Maxですが、スペックアップされたZC553KLも登場したため、ある程度スペックを求める人でも使いやすくなりました。
低価格でバッテリー容量が大きいSIMフリースマホを使いたい人に、ZenFone 3 Maxはおすすめです。
ただし、ZC520TLとZC553KLではスペックや価格に大きな違いがあるものの、見た目はほとんど同じなので購入する際は間違えないように気を付けましょう。