バッテリー持ちの良い格安スマホ(SIMフリースマホ)を比較

スマホを購入する際にCPUやカメラと同じくらい重要なのがバッテリーです。
最近では格安スマホでも大容量バッテリーを搭載しているモデルや、急速充電に対応しているものが増えており、長時間にわたってスマホを利用することが可能になっています。
今回はバッテリー持ちの良い格安スマホ(SIMフリースマホ)を比較してみました。
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バッテリー持ちが良い格安スマホ比較
今回比較するバッテリー持ちが良い格安スマホは以下の通りです。
機種名 | バッテリー容量 | 実売価格 |
ZenFone Max Plus(M1) | 4,130mAh | 29,800円前後 |
ZenFone 4 Max Pro | 5,000mAh | 29,800円 |
ZenFone Zoom S | 5,000mAh | 50,000円前後 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 4,000mAh | 80,000円前後 |
Android One X1 | 3,900mAh | 58,100円 |
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ZenFone Max Plus(M1)
ASUSから発売されているSIMフリースマホです。
前面にはベゼルを極限まで削った「フルビューディスプレイ」を採用しています。
5.2インチモデルとほぼ同じボディサイズながら、5.7インチというディスプレイサイズを実現しています。
そして、最大の特徴でもあるのがバッテリーです。4,130mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちが非常に良いです。
付属のACアダプターを使えば約3時間で満充電、15分の充電で3時間の通話が可能になるなど充電速度も優れています。
これまでのMaxシリーズ同様、リバースチャージ機能に対応しており、他のスマホやタブレットを充電することも可能です。
このほかにも、
・デュアルレンズカメラ搭載
・DSDSとmicro SDカードが併用可能なトリプルスロット
・顔認証と指紋認証のダブル認証
など、さまざまな機能を搭載しながら30,000円前後で購入が可能と、コストパフォーマンスにも優れています。
ZenFone Max Plus(M1)のスペック
ZenFone Max Plus(M1)のスペックは以下の通りです。
サイズ | 約幅73×縦152.6×厚さ8.8mm |
重さ | 約160g |
ディスプレイ | 約5.7インチ(2160×1,080) |
OS | Android 7.0 |
CPU | MediaTek MT6750T (オクタコアCPU) |
メモリ | RAM:4GB / ROM:32GB |
カメラ | アウト:1600万画素+800万画素 イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 4,130mAh |
防水・防塵 | なし |
ZenFone Max Plus(M1)が購入できるMVNOと販売価格
ZenFone Max Plus(M1)が購入できるMVNOと販売価格は以下の通りです。
・BIGLOBEモバイル:1,240円×24ヶ月(一括購入不可)
・LINEモバイル:29,800円
・NifMo:28,889円
・楽天モバイル:29,800円
ZenFone 4 Max Pro
こちらもASUSから発売されているSIMフリースマホです。
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのが大きな特徴です。
スマホとしては最大クラスの容量で、とにかくバッテリーが長持ちします。4 Max Proもリバースチャージ機能に対応しており、他のスマホなどを充電可能です。
トリプルスロットやデュアルレンズカメラ、指紋認証なども搭載しており、エントリーモデルとは思えないスペックを誇ります。
なお、似たような端末で「ZenFone 4 Max」もあります。基本的な性能は4 Max Proと同じですが、バッテリー容量は4,100mAhとやや少なめです。
また、メモリ容量も4 Max Proが4GBなのに対して4 Maxは3GBと少ないです。とは言え、ZenFone 4 Maxもバッテリー持ちはかなりのものです。
もう1つ大きな違いは購入できる販路です。ZenFone 4 MaxはMVNOとのセット販売や家電量販店、ネット通販でも購入できます。
しかし、ZenFone 4 Max Proは家電量販店「ビックカメラ」の独占販売となっており、他では購入できません。
基本的には4 Max Proのほうがおすすめですが、MVNOとセットで購入したい場合はZenFone 4 Maxもおすすめです。
ZenFone 4 Max Proのスペック
ZenFone 4 Max Proのスペックは以下の通りです。
サイズ | 約幅76.9×縦154×厚さ8.9mm |
重さ | 約181g |
ディスプレイ | 約5.5インチ(1280×720) |
OS | Android 7.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon430(オクタコアCPU) |
メモリ | RAM:4GB / ROM:32GB |
カメラ | アウト:1300万画素+500万画素 イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
防水・防塵 | なし |
ZenFone 4 Max Proが購入できるMVNOと販売価格
ZenFone 4 Max Proは家電量販店「ビックカメラ」でのみ購入できます。
ビックカメラでの販売価格は29,800円です。
ZenFone Zoom S
こちらも、ASUSから発売されているSIMフリースマホです。
「Zoom」という名の通りカメラ機能に特化しているスマホで、メインカメラは1200万画素+12000万画素のデュアルレンズカメラになっています。
光学2.3倍ズームや背景をぼかして人物を際立たせる「ポートレートモード」に対応するなど性能が高く、一眼レフカメラにも負けない美しい写真が撮影できます。
このようにカメラに力を入れているZoom Sですが、実はバッテリーも優れています。5,000mAhという大容量のバッテリーを搭載しており、通常の使用であれば1回の充電で丸2日間は利用可能です。Maxシリーズ同様に他のスマホを充電する「リバースチャージ機能」にも対応しています。
バッテリー持ちの良いスマホを使いたいけど、カメラにもこだわりたいという人におすすめのスマホです。
ZenFone Zoom Sのスペック
ZenFone Zoom Sのスペックは以下の通りです。
サイズ | 約幅77×縦154.3×厚さ7.9mm |
重さ | 約170g |
ディスプレイ | 約5.5インチ(1920×1080) |
OS | Android 6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 625 (オクタコアCPU) |
メモリ | RAM:4GB / ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+1200万画素 イン:1300万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
防水・防塵 | なし |
ZenFone Zoom Sが購入できるMVNOと販売価格
ZenFone Zoom Sが購入できるMVNOと販売価格は以下の通りです。
・IIJmio:52,800円
・nuroモバイル:55,200円
HUAWEI Mate 10 Pro
中国のスマホメーカーHUAWEIのハイスペックスマホです。
AI機能に対応したオクタコアCPUに6GBメモリ、Leicaとコラボしたダブルレンズカメラなどを搭載し、海外製SIMフリースマホでは珍しく防水・防塵に対応するなど、SIMフリーのAndroidスマホの中でもトップクラスの性能を誇ります。
そんなMate 10 Proはバッテリーも優秀です。バッテリー容量は4,000mAhとバッテリー持ちの良いほかのスマホと比べるとやや少ないですが、AIがユーザーの使い方を学習し、効率よくリソースを配分するためバッテリー持ちはかなり良いです。
また、HUAWEI独自の急速充電「スーパーチャージ」に対応しており、約20分の充電で丸1日使うことができます。
ハイスペックでバッテリー持ちが良いスマホを使いたい人におすすめです。
HUAWEI Mate 10 Proのスペック
HUAWEI Mate 10 Proのスペックは以下の通りです。
サイズ | 約幅74.5×縦154.2×厚さ7.9mm |
重さ | 約178g |
ディスプレイ | 約6.0インチ(2,160×1,080) |
OS | Android 8.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU (4 x 2.36 GHz A73 + 4 x 1.8 GHz A53) |
メモリ | RAM:6GB / ROM:128GB |
カメラ | アウト:1200万画素+2000万画素 イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
防水・防塵 | あり(防水:IPX7 防塵:IP6X) |
HUAWEI Mate 10 Proが購入できるMVNOと販売価格
HUAWEI Mate 10 Proが購入できるMVNOとその販売価格は以下の通りです。
・DMMモバイル:89,800円
・IIJmio:79,800円
・LinksMate:88,000円
・NifMo:82,223円
・OCNモバイルONE:79,800円
・イオンモバイル:89,800円
・エキサイトモバイル:79,800円
・楽天モバイル:89,800円
Android One X1
Android One X1はシャープが開発し、Y!mobileから発売されているスマホです。
常に最新のAndroidを利用できる「Android One」ブランドのスマホで、発売から24ヶ月間に1回以上のアップデートと、発売から3年間のセキュリティアップデートが保証されており、長く安心して使えます。
Android One X1のバッテリー容量は3,900mAhと今回比較する中ではもっとも少ないですが、シャープが独自開発している省エネ性能に優れたパネル「IGZO液晶ディスプレイ」を搭載しており、4日間を超える電池持ちを実現しています。
日本で比較的需要が高い防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイに対応しているのも見逃せません。とくにワンセグとおサイフケータイは海外製で対応しているスマホはほとんどないため貴重です。
バッテリーを重視しており、なおかつ防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイを利用したい人におすすめです。
Android One X1のスペック
Android One X1のスペックは以下の通りです。
サイズ | 約幅74×縦152×厚さ8.9mm |
重さ | 約169g |
ディスプレイ | 約5.3インチ(1920×1080) |
OS | Android 8.0 (購入タイミングによってはバージョンアップが必要) |
CPU | MSM8940 1.4GHz + 1.1GHz (オクタコア) |
メモリ | RAM:3GB / ROM:32GB |
カメラ | アウト:1640万画素 イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
防水・防塵 | あり(防水:IPX5/8 防塵:IP6X) |
Android One X1が購入できるMVNOと販売価格
Android One X1はY!mobileでのみ購入できます。Y!mobileでの販売価格は58,100円です。
まとめ
今回はバッテリー持ちが良い格安スマホを比較しました。
今回比較したスマホはいずれもバッテリー容量が多く、しかもリバースチャージや急速充電などにも対応しており、使い勝手も非常に良いです。
どれだけ高性能なスマホでもバッテリーがなくなって使えなくなっては意味がありませんからね。
1日中、バッテリーを気にせず思う存分スマホを使いたいという人は、今回比較したバッテリー持ちの良い格安スマホを使ってみてはいかがでしょうか。