クレジットカード不要!口座振替が可能な格安SIMを比較

一般的に格安SIMを契約する際にはクレジットカードが必要です。
しかし、中にはクレジットカードを持っていない、持っているけど使いたくないという人もいるでしょう。
そんなときは「口座振替」に対応している格安SIMを利用しましょう。
数は多くありませんが、クレジットカードだけでなく口座振替に対応している格安SIMもあるので、そういった格安SIMを選べばクレジットカードがなくても契約できます。
今回は口座振替が利用できる格安を紹介します。
このページの目次
格安SIMで口座振替を利用する際の注意点
口座振替を利用して格安SIMを契約する場合は以下の点に注意してください。
手数料がかかることがある
格安SIMの中には口座振替を利用するとプラン料金や通話料とは別に「手数料」がかかるものがあります。
手数料は100円~200円ほどであまり高くはありませんが、無駄な料金が発生することになるので気を付けましょう。
申し込み方法が違う、または制限されていることがある
口座振替の申し込み方法は格安SIMによってさまざまですが、クレジットカード払いを選ぶ場合と申し込み方法が異なることがあります。
例えばクレジットカードはWebから申し込めるが、口座振替の場合は電話や、別途申込用紙を取り寄せて郵送しないといけない、といったケースが多いです。
また、店舗がある格安SIMだと口座振替を申し込めるのは店舗だけで、Webからは申し込めないということもあります。
申し込み方法についても、事前にしっかりチェックしましょう。
端末代の支払いには利用できないことがある
格安SIMの多くは端末とセットで購入できますが、口座振替では端末代の支払いができないことがあります。
クレジットカードがあるけどあまり使いたくない、という人であれば月々の料金は口座振替で支払い、端末代だけクレジットカードで支払うことは可能ですが、二度手間です。
クレジットカードを持っていない場合はSIMカードだけを契約し、端末は通販サイトや家電量販店で購入しましょう。
口座振替が利用できる格安SIMはいくつかありますが、今回はその中からとくにおすすめの6つの格安SIMを紹介します。
UQモバイル
UQモバイルはKDDIグループのUQコミュニケーションズが手掛ける格安SIMで、auのサブブランドとして扱われています。
回線はauのものを利用しており、通信速度が速いのが最大の特徴です。
UQモバイルでは支払い方法として口座振替が利用できます。手数料がかかる、申し込み方法が限られているといったデメリットはなく、オンラインから申し込む場合も口座振替が選択できます。
オンラインで口座振替を申し込んだ場合は「口座振替依頼書」が送られてくるので、必要な情報を記入し、返信する必要があります。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは以下の通りです。
おしゃべりプラン/ぴったりプラン
プラン名 | データ通信量※1 | 月額料金※2 | 通話 | |
おしゃべりプラン | ぴったりプラン※3 | |||
プランS | 2GB | 1,980円 | 5分かけ放題 | 無料通話60分/月 |
プランM | 6GB | 2,980円 | 無料通話120分/月 | |
プランL | 14GB | 4,980円 | 無料通話180分/月 |
※1 26ヶ月目以降は半分になる
※2 14ヶ月目以降は+1,000円
※3 26ヶ月目以降は半分になる
その他のプラン
プラン名 | データ通信量 | 月額料金 |
データ高速プラン | 3GB | 980円 |
データ高速+音声通話プラン | 1,680円 | |
データ無制限プラン | 無制限 (最大通信速度は500kbps) | 1,980円 |
データ無制限+音声通話プラン | 2,680円 |
ワイモバイル
ワイモバイルは大手キャリアの1つであるソフトバンクのサブブランドです。
通信速度が速い、完全無制限のかけ放題がある、キャリアメールが使えるなど、サブブランドならではの充実したサービス内容が特徴です。
そんなワイモバイルも、口座振替で契約することができます。
ただし、ワイモバイルを口座振替で申し込めるのは実店舗である「ワイモバイルショップ」で契約する場合のみです。
オンラインショップからはクレジットカードからしか申し込めません。
申し込んだ後に、オンライン上で支払い方法を口座振替に変更することもできるので、口座振替でワイモバイルを利用したいけど店舗がない、という人は一度クレジットカードで契約した後に口座振替へ変更しましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは以下の通りです。
プラン名 | データ通信量※1 | 月額料金※2 |
スマホプランS | 2GB | 1,980円 |
スマホプランM | 6GB | 2,980円 |
スマホプランL | 14GB | 4,980円 |
※1 26ヶ月目以降は半分
※2 13ヶ月目からは+1,000円
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは充実したサービス内容が売りの老舗格安SIMです。
速度切り替えやバースト転送、専用アプリ、容量シェア、データ繰り越しなど、格安SIMに必要な機能が一通りそろっています。
最近では3種類のかけ放題オプションがスタートし、電話をたくさん利用するという人にも人気です。
OCNモバイルONEも、クレジットカードの代わりに口座振替で申し込むことができます。
ただし、口座振替で申し込む場合は一度カスタマーズフロントに電話をして申込用紙を取り寄せないといけません。
Webから申し込むことができませんし、通常よりも時間と手間がかかるので、早く契約したいという人には向きません。
OCNモバイルONEの料金プラン
OCNモバイルONEの料金プランは以下の通りです。
コース | データ | SMS | 音声通話 |
110MB/日 | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
170MB/日 | 1,380円 | 1,500円 | 2,080円 |
3GB/月 | 1,100円 | 1,220円 | 1,800円 |
6GB/月 | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB/月 | 2,300円 | 2,420円 | 3,000円 |
20GB/月 | 4,150円 | 4,270円 | 4,850円 |
30GB/月 | 6,050円 | 6,170円 | 6,750円 |
15GB/月※ | 1,800円 | 1,920円 | 2,500円 |
※最大通信速度は500kbps
楽天モバイル
楽天モバイルは楽天市場で知られる楽天グループの格安SIMです。
楽天スーパーポイントに対応しており、利用料に応じてポイントが貯まったり、貯まったポイントを料金支払いに充てたりすることができます。
2017年9月にスタートした「スーパーホーダイ」は音声通話SIMと5分かけ放題がセットになり、さらにデータ通信量を使い切っても最大1Mbpsで使い放題という特徴があり、電話もデータ通信もたくさん利用するという人におすすめです。
楽天モバイルも料金の支払いに口座振替を利用できます。ただし、楽天モバイルで口座振替を利用すると毎月の引き落としの際に100円の手数料がかかります。
また、楽天モバイルは端末セットが豊富で安いのが特徴ですが、端末代の支払いに口座振替を利用することはできません。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは以下の通りです。
スーパーホーダイ
プラン名 | データ通信量 | 月額料金※ |
プランS | 2GB | 1,980円 |
プランM | 6GB | 2,980円 |
プランL | 14GB | 4,980円 |
※2年目以降は+1,000円
組み合わせプラン
プラン名 | データ通信量 | 通話SIM | 050データSIM | データSIM |
ベーシックプラン | 無制限※ | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 3.1GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 5GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 10GB | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 20GB | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 30GB | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
※最大通信速度は200kbps
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは大手プロバイダとして知られるBIGLOBEが手掛ける格安SIMです。
最初はドコモ回線を利用したサービスでしたが、2017年10月からはau回線も取り扱うマルチキャリアとなりました。
BIGLOBEモバイルも口座振替が利用できます。しかし、新規契約で口座振替が利用できるのはデータSIMのみです。音声通話SIMを新規契約で申し込む場合はクレジットカードが必要です。
また、口座振替の場合は月額料金とは別に口座振替・自動振込手数料200円/月がかかります。
なお、すでにBIGLOBE会員になっており、光回線などで口座振替を利用している場合はBIGLOBEモバイルの料金も口座振替で支払えるようになっています。
BIGLOBEモバイルの料金プラン
BIGLOBEモバイルの料金プランは以下の通りです。
セレクトプラン
プラン名 | 通信量 | 音声 | SMS | データ※ |
音声通話スタートプラン | 1GB | 1,400円 | なし | なし |
3ギガプラン | 3GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
6ギガプラン | 6GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
12ギガプラン | 12GB | 3,400円 | 2,820円 | 2,700円 |
20ギガプラン | 20GB | 5,200円 | 4,620円 | 4,500円 |
30ギガプラン | 30GB | 7,450円 | 6,870円 | 6,750円 |
※ データSIMがあるのはタイプDのみ
スマホまる得プラン
プラン名 | データ通信量 | 月額料金※ | |
1年目 | 2年目以降 | ||
Sプラン | 1GB | 2,050円 | 2,980円 |
S+プラン | 3GB | 2,250円 | 3,480円 |
Mプラン | 6GB | 2,800円 | 3,980円 |
Lプラン | 12GB | 4,050円 | 5,980円 |
2Lプラン | 20GB | 5,850円 | 7,480円 |
3Lプラン | 30GB | 8,100円 | 8,980円 |
※ 別途端末代がかかる
mineo
mineoは関西電力グループの「ケイ・オプティコム」が手掛ける格安SIMです。
ドコモ回線とau回線の2つに対応したマルチキャリアで、自分の端末に合わせて回線を選べます。
ユーザー全員でパケットを分けあう「フリータンク」やユーザー同士で交流できる「マイネ王」など、ユニークなサービスを展開しています。
そんなmineoですが、支払いは原則としてクレジットカードを利用しないといけません。
ただし、同じケイ・オプティコムが手掛ける光回線「eo光」で口座振替を利用している場合のみ、mineoの料金も口座振替で支払うことができます。
口座振替を利用できる人は限られてしまいますが、手数料はかかりません。
mineoの料金プラン
mineoの料金プランは以下の通りです。
Aプラン(au回線)
データ通信量 | シングルタイプ (データ通信専用SIM) | デュアルタイプ (音声通話SIM) |
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |
Dプラン(ドコモ回線)
データ通信量 | シングルタイプ (データ通信専用SIM) | デュアルタイプ (音声通話SIM) |
500MB | 700円 | 1,400円 |
1GB | 800円 | 1,500円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
6GB | 1,580円 | 2,280円 |
10GB | 2,520円 | 3,220円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
30GB | 5,900円 | 6,600円 |
まとめ
今回は口座振替ができる格安SIMを比較してみました。
口座振替が使える格安SIMなら、クレジットカードを持っていない人や、あまりクレジットカードを使いたくないという人でも契約ができます。
ただし、口座振替を利用すると手数料がかかったり、利用するためには条件があったりする格安SIMも多いです。
選択肢の多さや手軽さから、格安SIMを利用する際はクレジットカードがもっともおすすめです。
どうしてもクレジットカードが使えない場合に限り、口座振替が使える格安SIMを検討しましょう。