格安SIMの選び方って?

格安SIMはその名の通り、月額料金が非常に安いことで話題です。

そのため大手キャリアから乗り換えたいと思っている人も多いかもしれません。

しかし、いざ乗り換えようと思っても、数が多すぎてどれにすればよいか迷ってしまいます。

そこで今回は初心者の人でも自分に合った格安SIMが選べるように、格安SIMを選ぶポイントを詳しく解説します。

SIMカードは2種類から選ぶ

まず、格安SIMには大きく分けて2つの種類があります。

1つが「音声通話SIM」です。070/080/090から始まる電話番号で音声通話ができるSIMカードで、大手キャリアと同じような使い方ができます。

もちろん、データ通信にも対応しているのでインターネットも楽しめます。

もう1つは「データ通信専用SIM」です。

名前の通り、利用できるのはデータ通信のみです。SMSオプションを利用することでSMSは使えますが、音声通話は利用できません。

その代わり、月額料金が音声通話SIMより500~700円ほど安いです。格安SIMによっては月額500円以下で利用できるものもあります。

大手キャリアから乗り換えてメインのスマホで使いたい場合は音声通話SIM、電話はいらないという人やサブ端末で使うという人はデータ通信専用SIMを選ぶと良いでしょう。

自分の用途に合った容量プランを選ぶ

格安SIMではプランごとに利用できるデータ通信量が決まっています。

一般的に、利用できるデータ通信量が多いプランほど月額料金が高くなり、少ないプランほど月額料金が安くなります。

容量プランは自分が普段使っているデータ通信量に合わせて選ぶ必要があります。

例えば、毎日ゲームや動画を何時間も利用する人が安いからと言って月1GBや月3GBといった低容量のプランを選ぶと、月の途中でデータ通信量が足りなくなってしまいます。

逆に、メールやLINEくらいしか使わない人が月10GBや月20GBのような大容量プランを契約すると容量が余ってしまい、無駄に高い料金を支払うことになります。

自分が普段どれくらいデータ通信を使っているかを確認し、それに合ったプランを選びましょう。

容量プランの種類は大きく分けて4種類

一般的に格安SIMで選択できる容量プランの種類は大きく分けて定額の月次プラン、定額の日次プラン、従量課金制プラン、無制限プランの4つに分けられます。

定額プランは決められた料金で決められたデータ通信が利用できるプランです。

多くの格安SIMは「月3GB」のように月毎にデータ通信量が決まっている「定額の月次プラン」となっていますが、一部の格安SIMでは「1日110MB」のように日毎に使えるデータ通信量が決まっている「定額の日次プラン」が用意されているものもあります。

定額プランは自分の利用状況に応じて選べるのが最大の特徴です。

決められたデータ通信量を越えると速度制限がかかるので注意が必要ですが、料金は一定なのでつい使いすぎても高額な請求が来ることはありません。

定額プランは利用するデータ通信量がある程度決まっている人におすすめです。

従量課金制プランは利用したデータ通信量に応じて料金が高くなるプランです。

使ったデータ通信量が少ない月は支払いも少なくなりますし、たくさん使った月は使った分だけ支払うので、月によって利用するデータ通信量にバラつきがある人におすすめです。

データ通信量あたりの料金は定額プランよりも高いので、毎月のデータ通信量が決まっている人は定額プランのほうが良いでしょう。

無制限プランは高速通信が無制限に使えるプランです。

動画視聴やゲームなど、大量のデータ通信が発生するサービスを、データ通信量を気にせず使いたい人におすすめです。

電話をたくさん利用するなら通話オプションがある格安SIMを選ぶ

標準でかけ放題がついている大手キャリアとは異なり、格安SIMでは普通に電話をすると20円/30秒の通話料がかかります。

何も考えずにたくさん電話をしていると、せっかく格安SIMに乗り換えたのに携帯代が大手キャリアの時よりも高くなってしまった、といったことになりかねません。

最近では決められた時間内の通話が何度でも無料になる「かけ放題」や毎月決まった時間まで無料で通話ができる無料通話と言ったオプションが用意されている格安SIMが多くなっています。

電話をたくさん利用する場合は、通話オプションがある格安SIMを選ぶと通話料が安くなるのでおすすめです。

スマホや格安SIM初心者はサポートが充実しているものを選ぶ

スマホにあまり詳しくない人や初めて格安SIMを利用する人の場合は、サポートが充実している格安SIMを選びましょう。

大手キャリアの場合はいたるところにショップがあり、対面によるサポートが受けられました。

また、お店に足を運べない場合でも電話によるサポートを利用することもできます。

しかし、格安SIMではコストを削減するために店舗を一切もたないものや、サポートサービスが有料になっているものも多いです。

スマホや格安SIMに慣れていてサポートは必要ない、という人ならそれでも問題はありませんが、初心者の人だと大変です。

最近では店舗を設ける格安SIMや、サポートに力を入れている格安SIMも増えています。

初心者の人はしっかりとサポートが充実しているかどうかもしっかり確認するようにしましょう。

利用している回線で選ぶ

格安SIMはドコモやauといった大手キャリアから回線をレンタルしています。

どの回線を利用しているかで使える端末が異なるため、大手キャリアの端末をそのまま使いたい人や、利用したい端末が決まっている人はその端末が利用できる回線の格安SIMを選びましょう。

回線ごとの格安SIMの特徴をまとめてみると以下の通りです。

ドコモ系格安SIM・国内のほとんどの格安SIMがドコモ系

・格安SIMの選択肢が多い

・ドコモの端末がそのまま使える

・SIMフリー端末もほぼすべての端末が対応している

au系格安SIM・格安SIMの種類が少ない

・auの端末でもSIMロック解除しないと使えないことがある

・使えるSIMフリー端末が限られている

・SMSが無料で使える

ソフトバンク系格安SIM・格安SIMの種類がほとんどない

現在、国内の格安SIMのほとんどがドコモの回線を利用しています。

そのため、ドコモの端末をそのまま格安SIMで使いたい場合は選択肢が非常に多いです。

auの回線を利用する格安SIMは少なく、しかもauの端末もSIMロック解除をしないと使えないことが多いです。

データ通信専用SIMでもSMSが無料というメリットもありますが、こだわりがなければドコモの回線を使うのがおすすめです。

ソフトバンクの回線を利用する格安SIMはほとんどありませんし、使い勝手も良くないのでおすすめではありません。

独自の機能・サービスで選ぶ

格安SIMの中には他の格安SIMにはない、その会社だけの独自の機能やサービスを展開しているところがあります。

例えば、LINEモバイルはLINEがデータ通信量を消費せず使い放題になるカウントフリーがある、LINEで年齢認証ができるなどLINEに特化した機能を持っています。

また、楽天モバイルは楽天スーパーポイントに対応しており、使うだけでポイントを貯めたり、支払いに楽天スーパーポイントを使ったりすることが可能です。

このように、価格が高くても機能やサービスによっては他社よりもお得に使える格安SIMもたくさんあります。

安いかどうかだけでなく、どういった機能やサービスがあるのかもしっかり確認しましょう。

まとめ

今回は格安SIMの選び方について解説しました。

格安SIMは非常に数が多く、初心者だとどれにすればよいか迷ってしまいます。

つい安さにばかり目が行きますが、格安SIMは安さだけではなくデータ通信量やサービス内容など、価格以外の面も非常に重要です。

ぜひ今回紹介した選び方を参考にして、自分にぴったりの格安SIMを見つけてください。